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金色の背徳 第20話

2009/02/21 21:25 

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 月曜日、午前は事務所、午後一番から夕方までPホテルで涼子と密会。
 火曜日、朝から深夜まで、事務所で書類作成。
 水曜日、午前中は顧客先での打ち合わせ、午後から夕方まで研修。
 木曜日、午前は海原の見舞い、午後からCホテルで玲緒奈と密会。深夜まで書類作成。
 今週に入ってからの駿策のスケジュールである。
 仕事が忙しいのに加え、二人の熟女との密会、さらには海原の見舞いもあって、かなりハードな日々が続いていた。
 若いとはいえさすがに疲れが溜まり、今日は午前中だけ身体を休めることにした。今夜は涼子と会う約束がある。それまでに少しでも鋭気を養っておかなければならない。
「駿策さん、疲れはとれた?」
 すでに外出の支度を整えた繭美が、枕元でそっと声を掛ける。寝室が新妻の華やかな香りに包まれた。
「ああ。悪いな寝坊しちゃって」
「いいのよ。毎日遅くまで働いてるんだから、たまにはゆっくり寝たほうが」
 仕事が詰まっているのも確かだが、二人の熟女との逢瀬で忙しいことを、繭美は知らない。そんな無垢なところに、少しだけ胸が痛んだ。
「じゃあわたし、お父さんの所へ行ってくるから。夕方には戻るつもりだけど、今夜も遅いの?」
 心配そうな瞳で駿策を見つめる。もちろん彼の体調を案じてのことだ。ここ数日は、まともに自宅で夕食を取っていない。
「顧客の会社が合併するって話があってね、月末まではてんてこ舞いだよ。だから今日も先に寝ててくれ」
「……うん、分かった」
 即答したものの、彼女の表情には不安と不満が入り混じっている。考えてみれば、義父が倒れてから二人で出掛けたこともない。
「今月一杯だけ辛抱してくれ。来月にはだいぶ楽になるから、そしたらどこかへ旅行にでも行こう」
 繭美に不信感をもつようになれば、計画のすべてが崩壊する。彼女の前では優しい夫、頼れる夫を演じ続けなければならないのだ。
「嬉しい、でもあまり無理しないでね。あなたまで倒れちゃったりしたら……」
 心細げに眉を寄せ、健気な新妻はあくまでも駿策の健康を心配する。
「大丈夫だって。これでも体調管理には気を使ってるんだ。それよりお義父さんのことは頼んだぞ、俺はあんまり顔出せないから」
 駿策の力強い言葉に、繭美もしっかりうなずいた。
 義母の玲緒奈とは七年も前から恋人で、そして叔母の涼子とも肉体関係を結んだと知ったら彼女はどうするだろうか、そんな思いが彼の脳裏をかすめた。
 繭美を送り出してから着替えを済ませ、一人のリビングで今後のことを考えた。
――もし今、海原が死んだらどうなる?――
 相続人は妻と娘だ。三十億の資産を彼女たちが受け継ぐ。
 おそらく会社の実権は玲緒奈が握り、女社長として君臨するはずだ。そうなれば遅かれ早かれ、涼子は放り出されることになる……。
 しかし繭美が強硬に反対すれば、いくら玲緒奈でも折れざるを得ない。そうなれば涼子は顧問弁護士の地位を維持し、二人の女の危うい均衡が続くだろう。それに繭美の考えは駿策の意見に大きく影響される。つまり、
――事実上、海原家は俺が支配するわけだ――
 駿策はほくそ笑んだ……。

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淫らに絡み合う母と息子・・・










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