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金色の背徳 第34話

2009/03/09 20:56 

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 繭美は、あられもない姿でベッドをのたうち、恥部を舐められている自分に、狂おしいほどの恥じらいを覚えた。しかし、怒涛のように押し寄せる悦楽がそれを流していく。燃えるような四肢とは反対に、ヒップのあたりは濡れたシーツでひんやりしていた。
「う、くッ! ああッ……、はああん……!」
 舐め尽くされた蜜壷に、夫の舌が差し込まれた。よじれるほどの痺れが身体を貫き、渇いた唇から嬌声が漏れる。
 彼の舌は意志をもつ蛸の足のように、繭美の感じるポイントだけを責めてくるのだ。およそ一年の結婚生活で、夫は彼女の弱点を熟していた。
 淫襞を押し開かれ、肉道の上側が舌先で突かれた。剥き出した突起を、鼻の頭でコリコリと擦られると、とめどない淫汁が噴水のように飛び散った。
「あうッ、あッ、わはああ!」
 あまりに大きな自分自身の声に、繭美は思わず口を覆った。
 隣家の義母、玲緒奈に聞こえてしまうかと危惧したのだ。むろんそれはあり得ないが、そう思わせるほど彼女の昂ぶりは高みに達していた。
「しゅ、駿策さん……、わたし、もう……」
 鼓動が機関銃のように打ち、息も苦しい。
 脳髄は快楽を堪能しているが、身体には力が入らない。まるでクラゲにでもなったように、ふわふわと浮いている感じなのだ。

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「どうした? どこか痛いか?」
 股座から聞こえる夫の声も、どこか別世界からの通信のようだ。
「あ……ううん、違うの……、あッ……」
「よし、じゃあ繭美」
 顔を上げた駿策の姿が、月明かりに浮かんだ。
 広い肩幅、ガッシリした胸板、浅黒い肌、どこをとっても頼りがいのある男だ。彼の逞しい姿は、繭美に深い安心感を与えた。
「んんッ!」
 濡れ壷の入口が彼の硬直で塞がれた。彼女の肉体をいたわってか、それはジリジリとゆっくり侵入してくる。たっぷり潤っているので痛みはないが、やはり舌とは異なる圧倒的な存在感だ。じわっとした愉悦が、まだ幼さの残る四肢へ染み込んでいく。
 セックスに溺れるほど彼女の身体は開発されていないが、さすがに一月ぶりの今夜は違う。父親の病状を不安に思う毎日で、全身にしこりのような疲れが溜まっていた。
「あう、あ……。駿策さん……」
 夫に抱かれることでその膿が溶解し、喘ぎ声とともに発散するような気がした。
「繭美……」
 唇を合わせながら、駿策が身体を預けてきた。恥じらいを残したまま舌を絡め、夫の背中に両腕を廻す。
「ああぁ……」
 駿策の重みを受け止めると、言いようのない充足感が女体を支配した。肉体的な悦びと満ち足りた精神が融合し、至福の喘ぎがこぼれ出た……。

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「金色の背徳」は、今回の第34話をもって第1部を終了させていただき、次回からは、「乱れ妻」シリーズの連載を開始します。シリーズ1作目は「喪服妻」です。
「喪服妻」の終了後、再び「金色の背徳」第2部をスタートさせます。ご期待下さい。


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